ネイティブのように”Make it count”を使おう!

映画「タイタニック」の中でジャック(レオナルドディカプリオね)がローズに一切れの紙をこっそり渡すシーン。

そこにはこう書いてあるんですよ。

Make it count. (今をこの時を生きよう。)
Meet me at the clock.(あの時計台の下で待ってる。)

この記事は英語に苦労した経験をもつ、今でも英語学習者、現在は英語講師として国内外で働くRiokaが書いています。オーストラリアの大学卒、TOEICは900点以上、IELTSテストでは7.5を取得、塾講師、家庭教師として実績あり、海外勤務歴7年。話せる英語力アップに貢献しています。

Make it count.の意味


まず、日本語にはないのでそのまま訳すことはできません。
ニュアンスがあなたの中に染み込んでいけばいいなと思います。

意味は「大切にする」
makeは~にする/させる。(使役動詞)
count の本来の意味は「数える」ですが、ここでは「重要、重きを置く」
発音はメイキィキャウンt

文章で使ってみましょう。

失敗したと落ち込んでる同僚に向けて
”Don’t worry, it doesn’t count!”
(それは重要じゃないよ。)

試合の前に仲間に向けて!
”Make it count”
(この試合ものにしろよ!)

試験の前に友達に。
”Make it count”
(1分1秒を大切に)

だらだらしてしまう自分に
”Make each day count”
(1日1日を大切に)

実際の紙切れはコレ!

この紙切れはこの⇩のセリフの後に渡されます。

このセリフから学ぶもの

映画の中の画家のジャックはその日暮らしをしていて、上流階級の人と食事をするときに
「どこに住んでいるの?」と聞かれて「今はタイタニック号」と答え

”I got everything I need right here with me. I got air in my lungs, a few blank sheets of paper.
I love waking up in the morning not knowing what’s gonna happen or, who I’m gonna meet, where I’m gonna wind up. Just the other night I was sleeping under a bridge and now here I am on the grandest ship in the world having champagne with you fine people. I figure life’s a gift and I don’t intend on wasting it. You don’t know what hand you’re gonna get dealt next. You learn to take life as it comes at you… to make each day count.

”必要なものは全部持ってる。僕の肺には空気が入っているし、絵を描く用の白紙の紙もある。
今日何が起こるのか、誰に会うのか、どこで終わるのか、分からないまま朝目覚めるのが好きなんです。ついこの前は橋の下で寝ていたのに、今は世界で一番大きな船の上で、こうやって皆さんとシャンパンを飲んでる。「人生は贈り物だ」と思ってて、無駄にはしたくない。次にどんなカードが配られるか分からない。人生をそのまま受け入れることを学ぶんだ、つまり一日一日を大切にすることを。”

まとめ

この言葉を初めて聞いたときは衝撃で胸が高鳴りました。それからずっとずーっと私のモットーになっています。

何回も色々な場面で実際に聞いて、日本語にはうまく訳せないけど自分の中に英語として残っていく。そんな英語はたくさんありますね。

まずは自分に言い聞かせてみよう。
“Make it count” 

See you soon!!!